膝の痛みでお悩みの方

膝の痛みの原因は加齢や使いすぎによる腱や靭帯、半月板や軟骨の損傷やすり減りによるものとされています。

診断名としては変形性膝関節症、半月板損傷、靭帯損傷、ジャンパー膝などが代表的です。

痛み以外にも炎症や関節に水が溜まってしまうといった症状も多く、手術を検討されている方も少なくありません。

リハビリ、注射、痛み止めなどの保存的治療で痛みと付き合いながら我慢した生活を送っていたりしているのではないでしょうか。

膝の痛みは診断名に関わらず、膝関節を動かす筋肉の筋性疼痛症候として考えています。

お悩みの痛みはどのような時に感じていますか？よくある例として、歩くときや階段を降りるとき、寝ている時や正座ができないといったことが多いと思います。

これらはすべて“筋収縮痛”や“筋短縮痛”という筋性疼痛症候でもおこります。

筋肉が原因による痛みを、筋性疼痛症候群といいます。

当院の治療は、筋性疼痛症候に対する治療手技といい、筋肉を治療するために研究・開発された治療法です。

まず、運動学による筋肉や関節の動きから症状と原因の分析をし、解剖学に基づき的確に治療する筋肉を捉え、生理学に基づき固まった筋肉のコリがほぐれる刺激をいれます。

そうする事により、着実に身体が反応して痛みが軽くなり、すっきりとした感覚が得られます。

症状の原因となっている筋肉は「筋硬結」と呼ばれる筋肉が固まった箇所がいくつも存在します。

しかし単に筋硬結を治療するだけでは一時的に楽になるだけで、本当の意味での改善にはなりません。

「筋硬結」をもつ解剖学的にも機能的にもつながりのある筋肉まで広範囲に治療を行い、十分な筋肉の緊張や血流の改善を図る事で、頑固な慢性化した症状がようやく改善します。

当院では筋肉を1つずつ丁寧に触察しながら端から端まで治療していきます。